医師限定SNSとMSL(メディカルサイエンスリエゾン)の相性の良さを最近ひしひしと感じています。MSLとは主にKOLのマネジメントと臨床研究支援が重要な業務で、マーケティング部門ではなく通常安全性情報室等に所属しています。

ご存じのようにプロモーションコード等の規制で、医師向けのWeb上でのプロモーションは年々厳しくなっており、いずれ全てがNGとなるでしょう。そのような状況が影響しているのか、プロモーションではなく、医師のインサイト、アンメットニーズを模索するリサーチ(集合知の結晶でしょうか)の要望が非常に多いです。それも従来の治療領域ではなく、診断領域でのインサイト (ex Cut-off値の変化を定時的に取るリサーチ等)のニーズが高いです。またこの情報はスペシャリティ領域に限ると思いますが、医師にとっても有益な情報であると思います。

SNS上で議論されている情報が先生方、メーカー様、それぞれにメリットがある形を追求し、永続性のある媒体を目指していきます。

当社が10年以上開発・運営してるMVC-Onlineの紹介ビデオです。

 

医師同士の情報基盤として更なる発展を目指し地道に今後とも改良していきます。

また、伴わせてヘルスケアのIot事業の先駆者と複数の製薬メーカー様から評価頂いている服薬管理デバイスも発展させていきます。

 

 

おかげさまで当社も創立11年を迎えることができました。

10年前資本金100万円、3名でのスタートでした。事業計画もビジネスプランもこれといったものがない中で、医局の枠を超えた人的・知的交流基盤を作りたい、という思いだけで走ってきました。まだまだ発展途上の会社ですが、この10年間で培ってきた医師を初めとしたメディカルスタッフとの絆が財産となっています。そしてそのご縁から新しい事業も着実に生まれています。

医師の集合知の最高傑作である創薬事業、医療機器開発事業を始めとしてヘルスケア事業のIotの象徴である服薬管理システム、タイでの現地有力病院、学会、携帯キャリアを通じた新しい価値の創造等々。これからもまずはMVC定例会(もう120回を超えました)、MVC-Onlineをヘルスケア産業のエコシステムととらえてそこから生じる新規事業のネタを当社とそのパートナーとなる企業とのJVでNew Valueを創造していきます。

製薬メーカー複数社とお話しさせていただいていて、マーケティングの変化を肌で感じています。その変化とはPRO(患者報告アウトカム)が次世代の医師向けマーケティングの中心となるということです。

2016年度からのHTA導入からわかるように、薬剤評価が従来の「安全性」、「有効性」に加えて、「経済性」まで考慮されることになりました。「経済性」、つまり既存の医療技術と比較したときに得られるベネフィットが医療技術の価格と見合っているか、という点が考慮されるということです。(具体的には生存期間を健康関連QOLで重みづけしたQALYを用いることが多いです。)  つまり医師向けマーケティングにこの「経済性」訴求が必須となるのが時代の流れです。

その流れの中で、当社の服薬管理システムへの注目が日に日に増しています。 服薬履歴とPROを結び付け、それをアウトカムとして製薬メーカーの医師向けプロモーション用資材とするという新しい流れを当社が作り、次世代の対医師向けマーケティングの先人となれるよう頑張ります。

 

 

あと2日で当社の第10期目が終わります。

今期に関しては過去最高売上で第10期を終えることができました。

手術情報のプラットフォームとなる、という期初の目的どおり、「MVC レジストリー」、「MVC-Surgery」、「Case Manager」をリリースすることができ、好評を得ています。眼科、心臓血管外科の使用が中心ですが、4月からの新年度では他診療科での応用を貫徹していきます。健常者のヘルスケア関連情報収集も合わせて今期以上に行っていきます。

海外事業のタイにおいてB to Cの肝となる携帯キャリアとのヘルスケア領域における独占契約も結ぶことができました。このアクセスを来期にはサービスとしてリリースしていきます。幸いなことにタイ事業においては一生お付き合いできる会社様とご一緒することができました。両社で力を合わせてヘルスケアサービスを行っていきます。

また出資させていただいている創薬、医療機器開発においても順調に進んでいます。特に医工連携の日本初めての成功例となるよう来期も微力ながらサポートさせていただきます。

 

あけましておめでとうございます。本年度もどうぞ宜しくお願いいたします。

新年に際して2016年度の目標を下記に明記させて頂きます。当社の事業範囲である①医療とものづくり、②医療とIT、③医療と海外、に分けて述べていきます。

 

①医療とものづくりに関して

創薬、医療機器開発とも出資させていただいている2社を引き続き微力ながらご支援させて頂きます。医師の集合知で新たな創薬、医療機器開発を進めていきます。また、昨年度のヒット商品である錠剤管理システムを今期は営業体制も整えて本格展開していきます。患者さんにとっては生死に関わる服薬コンプライアンスの向上、メーカーさんにとっては服薬状況のリアルデーターの取得、というメリットがあるので、それを最大限に生かしていきます。

 

②医療とITに関して

医師のための教育プラットフォームの構築に引き続き注力していきます。そのためのサービスであるCase Manager, MVC Surgery, MVC registry の展開を昨年以上に行っていきます。眼科、心臓血管外科領域に進めてきましたが、他外科領域にも展開していきます。 またアップデートされたシリコンバレーのヘルスケア情報をもとに新たなアプリ開発も本年は行っていきます。

 

③医療と海外に関して

タイのジョイントベンチャーに新たな日本でのパートナーが誕生しました。今をときめく会社が新たな当ジョイントベンチャーの仲間となってくれます。 このパートナーとともに引き続きタイでのメディカル、ヘルスケア事業を進めていきます。

 

 

本年度もどうぞ宜しくお願いいたします。

東野

当社は日本の医師教育プラットフォームとなるべくメディア開発を行っております。

主に外科系の手術関連動画の投稿をコンテンツの中心に置いたメディアを開発しております。それは「先生方への課金を行う」という医師向けメディアとしてはどこもやっていないことに挑戦しております。まだまだ医師会員数は5,000人にも満たず発展途上ですが、月間アクティブ率が50%を超え、4ヶ月以内であれば80%を達成しました。 この数字は日本では1番ではないでしょうか。

3年以内に会員数を5万人まで達成しかつこのアクティブ率を維持していきます。それが達成できて初めて当社の医師教育プラットフォームがインフラとして認知されているでしょう。

 

当社がASEAN展開の足がかりとしてすべく現地のパートナーとTWH Medical-platform を年頭に設立いたしました。

 

今のところは計画通りに進んでおります。

①B to Cの基本となる現地携帯キャリアとの連携の確立 (2,000万人のタイ人へのアクセスが可能となります。)

②データベース構築の基本となる有力病院グループとの連携 (まずは病院毎の薬の実消化のデーターから蓄積していきます。)

③医師ネットワークの基本となる有力大学医学部複数校との連携 (e-ラーニングに強みを持つMVC-onlineのノウハウをタイに持ち込みます。)

特に自分にとっては①の B to Cは初めての経験であり、マーケットを押さえている重要性をヒシヒシと感じています。

現地のパートナーは2年後の上場を目指していますが、こちらとしてもタイで成功し、他の国へと展開していきたいと思います。

当社の新卒社員の方々の成長度合いが非常に良いです。

彼らの成長度合が頼もしいぐらいに早くなってきました。営業企画、エンジニア等で活躍しています。新卒採用、中途採用それぞれ行っていますが、新卒採用者のスポンジを吸収するかのような素直さと逃げない強さ、且つ地頭の良さには感心しています。 来年も引き続き新卒採用を行う予定です。(5名採用予定)会社としては彼らが活躍且つ満足できるステージを用意し続ける義務がありますので、私自身はそこに注力して業務を進めていきたいと思います。

当社の取り組みの一つである「医療と海外」の業務を紹介します。

 

タイにて現地のパートナーと合弁会社を設立し、業務を行っています。日本から派遣されているメンバーがカオスな状態が大好きな人なのでうまくやっているようです。具体的には下記に明記する3つの目標を定めて活動しています。

①医師が医療情報をシェアする機会をWeb上に創造し、医師の教育に貢献する。

→現地の学会と協力して進めています。

②生活者が能動的に医療に参加する機器やアプリを創造し、タイの生活者の医療水準の向上に貢献する。

→日本では無理ですが、タイにて4,000万人にアクセスできるチャンスが当合弁会社にあります。

③医療機関が、医薬品や機器の物流に関する医療情報や、患者の医療情報をシェアして効率的な医療を行える土台を提供する。

→現地の有力病院グループと協力して進めています。

 

タイを足ががりにベトナム、マレーシアと拡大していきたいと思います。